●尊敬される上司、嫌われる上司
上司の皆さん、自分が部下からどのように見られているのか誰でもが気になるところです。ではどのような上司が部下に尊敬されるのか、どのような上司が部下に嫌われるのか、小生の経験から代表的な例を以下に記しますので、そっと胸に手を当て自問自答をしてみて下さい。
1.部下に尊敬される上司
①包容力があり、偉ぶらず、強い信念のある人
②部下に対し褒める時は褒め叱る時は叱り、成長させることを常に親身に考えている人
③上からの指示や命令をそのまま部下に降ろすのではなく、内容の取捨選択を行い、自分の言葉に言い換えた指示が出来る人
④強いリーダーシップを持ち、責任転嫁をしない人
⑤常に明るく前向きな思考を持ち、気配り目配りが出来る人
2.部下に嫌われる上司
①いつも上を向いて仕事をして、自分の保身や出世のことばかりを考える人
②成功は全て自分の功績とし、失敗は全て部下の責任にする人
③優柔不断な言動が多く、ビジョンやポリシーが無い人
④部下の欠点やあやまちを本人に直接告げず、陰で第三者に言う人
⑤飲み会の席等でくどくどと説教や自分の自慢話をする人
自問自答の結果は如何でしたか。
上記はかなり極端な例を書きましたので、明らかに該当する方は少ないのでは、と思われます。よって、1の5項目の内2つ以上よく当てはまると思われた方は尊敬される上司と自信を持って頂いて結構で、2の5項目の内2つ以上よく当てはまると思われた方は相当な嫌われ上司です。
但し現実は、はっきりと尊敬される又は嫌われる上司よりも、尊敬もされない嫌われもしない中間的な上司の方がはるかに多いように思えます。
要は中間的上司=3.『無味無臭人畜無害型上司』、『毒にも薬にもならない型上司』の存在で、これは部下にとっては得るものや参考になることが少なく、始末が悪いタイプと言えます。
小生も三十数年間の会社生活で二桁数の上司に仕えましたが、あくまでも主観の判断になりますが、3のタイプに近い上司が一番多く、1と2は少なく各々2名程度でした。
又、部下も合計で二桁数の面倒をみましたが、部下の小生に対する評価は恐らく3が7割、1が3割で2はいないのでは・・・と甘いかも知れませんが現役の時は勝手にそう思っていました。
部下にとっては勿論1の上司に仕えることが一番望ましく本人も幸福なわけですが、たまには2の上司に仕えることも自己成長や忍耐力の強化という点からは全くの不幸とは言えず、これも良い経験になると思えば落ち込む必要は有りませんし、将来必ず役に立つ時が来ます。
上司の皆さん、自分が部下に尊敬された上司であったか否か、ほぼ正確に見極める方法を最後にお教え致しますので、気になる方は覚えておいて下さい。
(小生、退職後3年目を迎えて振り返ってみると、その結果は予想通り・・・・・・・でした)
★部下に尊敬された上司=退職後も時々昔の複数の部下から、悩み事の相談、
第二の人生や健康状態等を気遣う便りを受ける人
(H24.5.16 有馬 慎太郎)
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